MTS THEORY

MTS理論

MTSこんな簡単な原理なの?

1

緑帽子さんは開放弦でちょうどいい音が出るよう弦を引っ張っていました。

開放弦でのチューニングばっちり!

2

赤帽子さんは半音高い音になるはずと思って第1フレットに乗りました。

半音高い音になるはず

しかし、緑帽子さんは赤帽子さんが弦を伸ばしてしまったので、初めの開放弦の時より強く引っ張っています。 そのために、赤帽子さん半音高い音になるはずと思って弦に乗ったのに、緑帽子さんが弦を少し強く引っ張ってしまったので、ちょっとだけ「♯」した音を出してしまいました。

3

そこで、赤帽子さんは、緑帽子さんに「ちょっと緩めて」と頼みました。
そうしたら、正しい音になりました。

ほら、ちゃんとした音になったよ!

「ほら、ちゃんとした音になったよ!」と、赤帽子さんは鼻高々です。

4

次に、赤帽子さんは下りて、開放弦の音を出そうとしました。 これでは、開放弦は「♭」になってしまいます!

開放弦が♭に・・・そうだ!短くしたらいいのかも!

5

赤帽子さんは緑帽子さんに「引っ張る力はそのままで、少し短く持ってくれる?」 と、頼みました。

これS.O.S.やVisorNutがやってくれる!

6

開放弦がちゃんとした音になりました。
赤帽子さんは半音高いなるはずと信じてもう一度第1フレットに乗りました。

緩めてもらったのでちゃんとした音になったよ!

これで、開放弦も第1フレットも正しい音になりました。

ΔNだけナット部で弦長補正するのが
MTSなのです。

実際のMTSのインストールでは、
サドルによるオクターブ調整も行われます。