1930年代終わりから40年代初めというごく短い期間にアメリカの通販会社 Montgomery Wardsの依頼によりGibson社で生産された幻のブランド"Recording King"。当時のMastertoneモデルを基礎とし、独自の装飾を施したスタイリッシュなルックスで人気を博したRecording Kingバンジョーが、当時を彷彿とさせる姿で復活を果たしました。

 この復刻版Recording Kingの開発にはGibson Costom Shopで5年間製作に携わり、アメリカの弦楽器界で非常に著名な30年以上ものキャリアを持つGreg Richがあたっています。さらにバンジョー・クラフトとセットアップのテクニックにおいて、日本でも良く知られているScott Zimmermanが協力しており、現代のミドル・クラス・バンジョーにおいては突出したクオリティとサウンドを誇っています。

 また、音楽雑誌の試奏レビューなどでもおなじみのバンジョー・プレイヤー 有田純弘氏に『十分プロの使用にも耐える。今からバンジョーを始める人はラッキーだね!』と言わしめたプロお墨付きの即戦力バンジョーです。

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ここを見ればRecording Kingの何がスゴイか良くわかります!
1.ネック ネックにはワンピース・ネックを採用。ヘッド、ヒールでの継ぎがない分、振動のロスを最小限に抑え、無駄なくサウンドを伝えます。
2.トーンリング Pre-war Mastertoneと全く同じ配合比のベルブロンズを使用したトーンリングをRecording Kingのために生産しました。サウンドの要となる重要なパーツだけに妥協せず、とことんこだわりました。
3.リム
Pre-war本来の仕様である3-plyハードロックメイプルリムをRecording Kingでも採用しています。現代のバンジョーメーカーの多くでも採用されている最も古典的かつスタンダードな構造です。
4.フランジ
Pre-war Mastertoneのフランジを完全に再現したベルブロンズ・ワンピース・フランジを使用しています。成形の際にできる抽出口(左写真のナットの上下に見える丸いへこみ)の位置や大きさに至るまでを再現したデッド・コピーとも言えるパーツからもPre-warへのこだわりが感じ取れます。
5.リム/トーンリングの接合
寸分の隙間なくパーフェクトにリムとトーンリングが接合されています。このセットアップはヘッドの振動をポット全体に伝えるための不可欠な条件ながら、非常に高い技術を要する部分です。Scott Zimmermanの技術監修により、全てのバンジョーに対し高いクリアランスが保たれています。
6.リゾネーター
Pre-warのサウンドを得るためにはPre-warの構造を踏襲することが必要です。3-plyサイドウォールのリゾネーターは、Pre-war Mastertoneと同じく内側の壁がテーパーになっています。音を反響させる重要なパーツだからこそ、細かい部分にもこだわって作られています。
7.ペグ ペグにはGOTOH製を採用しています。安定したチューニングのためには精度の高いペグが不可欠です。また耐久性にも定評があり、長く使っていただくためにもベストな選択です。
8.ネックジョイント
ネックはヘッドのクリアランス以外は隙間なくパーフェクトにジョイントされています。楽器全体に振動が伝わらなければ良質なサウンドは得られません。高度なセットアップ技術がRecording Kingのハイ・クオリティを支えています。
9.ネック形状 ネックの寸法、形状はPre-war Mastertoneを直接計測し、細部まで再現しました。Pre-warスタイルにこだわる上で、直接プレイヤビリティにかかわるネックは非常に重要と考え、細かな部分まで妥協を許さず再現されています。
10.ヘッドインレイ
ヘッドインレイには貼り貝ではなくコンピューターシステムによるパーフェクトなRecording King Style 6インレイが施されています。オリジナルRecording Kingのスタイリッシュなインレイデザインを踏襲した、美しい仕上がりになっています。
<復刻版Recording Kingの開発に携わったScott Zimmerman氏のコメント>

 Recording Kingリゾネーターバンジョーの現在のラインナップは、元々1930年代にギブソンによって作られたことで有名なRecording Kingシリーズの復刻です。
 約25年前にGreg RichがそのRecording Kingというブランドを登録商標にし、それ以来、このブランドを保有しています。1990年代に彼は少量のRecording Kingバンジョーを作り、Sonny OsbornePat Cloudなどのプレイヤーが愛用しました。
 今回、このRecording Kingバンジョーの復刻にあたり、私はGregとともに協力しました。Gregはデザイン全般を、私はバンジョーの品質を安定させるために技術の監修をしました。
 私はこの計画に1年半携わりましたが、目標は常にアメリカ製並みのバンジョーを作ることでした。ビルダーとしての誇りにかけて、ただのコピー物や安っぽいアジア製のバンジョーを作るのではなく、アメリカのプロバンジョー演奏者の使用に耐えうるバンジョーを作ることでした。
 現在のRecording Kingの工場は自社で3プライウッドリム、リゾネーター、ネックなどの木部だけでなく、トーンリング、フランジ、フック&ナット、トラスロッド、アームレスト、テールピースのような金属パーツも全て自社で生産しています。Recording Kingのワンピースフランジは、世界で最も優れたレプリカのフランジとして認められています。また、トーンリングは1934年製のオリジナルのMastertoneから直接型を起こし作られています。このトーンリングはRecording Kingバンジョーだけに使用される特別品です。さらにナックについても寸法、形状はPre-war Mastertoneバンジョーを直接計測し、作られました。
 このバンジョーを現代の技術を用いて復刻するにあたって変更した重要なポイントは、高品質のダブルアクション・トラスロッドでした。現代においてこの変更は、バンジョーを改良するために不可欠なものであると確信しています。



RK-SCOUT "The Osborne Scout"
税込定価252,000円

アール・スクラッグス、ドン・レノとともにブルーグラス・バンジョーの御三家とも呼ぶべきソニー・オズボーンのシグネイチャ・モデルがRecording Kingから登場しました。
ビル・モンローのブルーグラス・ボーイズにも在籍した実績を持ち、ビル・モンローとともにブルーグラス発展に貢献したソニー・オズボーンはバンジョーをこよなく愛し、バンジョーに対するアイデアをビルダーに与え、自らもセットアップの名手であったことでも有名です。そのオズボーンの命を受け、バンジョー・セットアッパーとして有名なチャーリー・クッシュマンが全てのバンジョーのセットアップを手掛け、パーフェクトな状態でお届けします。
オズボーン本人に「同価格帯において他に類を見ない最高のバンジョーをRecording Kingのスタッフと作り出せたことに喜びを感じるよ」と言わしめた実力派のバンジョーです。
オズボーン・ファンのみならず、ライブでもしっかり使えるバンジョーに仕上がっています。

◆フレイムド・メイプルリゾネーター
◆1ピース・フィギュアド・メイプルネック
◆ナチュラルフィニッシュ
◆Mastertoneスタイルフランジ&トーンリング
◆3プライ・メイプルリム
◆ローズウッドフィンガーボード
◆デュアルコーディネーターロッド
◆Osborne "Arrowhead"インレイ
◆M.O.P.トラスロッドカバー("Scout"文字入り)
◆M.O.P.12フレット・シグネイチャ・ブロック
◆ニッケルハードウェア
◆Remo 11インチ・バンジョーヘッド
◆ハードケース付

RK-R80 "The Professional"
税込定価152,250円

◆マホガニーリゾネーター
◆1ピース・マホガニーネック
◆ナチュラルフィニッシュ
◆Mastertoneスタイルフランジ&トーンリング
◆3プライ・メイプルリム
◆エボニーフィンガーボード
◆デュアルコーディネーターロッド
◆Style 6 M.O.P.インレイ
◆ニッケルハードウェア
◆Remo 11インチ・バンジョーヘッド
◆ハードケース付

RK-R85-SN "The Soloist"
税込定価168,000円

◆フレイムド・メイプルリゾネーター
◆1ピース・フレイムド・メイプルネック
◆ビンテージサンバーストフィニッシュ
◆Mastertoneスタイルフランジ&トーンリング
◆3プライ・メイプルリム
◆エボニーフィンガーボード
◆デュアルコーディネーターロッド
◆Style 6 M.O.P.インレイ
◆ニッケルハードウェア
◆Remo 11インチ・バンジョーヘッド
◆ハードケース付

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HOSCO オリジナルスペック・Recording King Banjo
RK-R37-SN "The Madison"
税込定価115,500円

◆メイプルリゾネーター
◆1ピース・メイプルネック
◆ブラウンサンバーストフィニッシュ
◆Mastertoneスタイルフランジ&トーンリング
◆3プライ・メイプルリム
◆ローズウッドフィンガーボード
◆デュアルコーディネーターロッド
◆Style 1 M.O.P.インレイ
◆ヴィンテージRB-7スタイルヘッドストック
◆ニッケルハードウェア
◆REMO 11インチ・バンジョーヘッド
◆セミハードケース付

 ブルーグラスの誕生、発展はGibson、Martinとともにあったといっても過言ではありません。Martinのドレッドノートギターはブルーグラスの力強いベースランを生み出すために生まれました。バンジョーも然り、アール・スクラッグスがGibson Mastertoneに出会わなければブルーグラス・バンジョーは完成されなかったかもしれません。
 HOSCOは長年にわたり、ブルーグラスに接してきました。ブルーグラスを志す若い人たちに対して、よりリーズナブルでユースフルな楽器を供給することが我々のミッションであり、そのためにはブルーグラスの歴史に対する理解や認識は不可欠なものと考えます。
 そしてついに長きにわたり構想を続けてきたHOSCOオリジナルのバンジョーが、Recording Kingとのコラボレーションにより実現しました。
 約10mmのメイプル3枚を巻き込んで作り上げる3プライリムにより、トーンリングの金属的な響きは太く、暖かいバンジョーのサウンドへと生まれ変わり、Mastertoneを思わせる響きを感じさせます。
リゾネーターとのフィッティングを確実なものにするフランジは、安価なツーピースやLシュータイプは使わず、あくまでもベストな選択にこだわり1ピースフランジを搭載しています。
ヘッドシェイプはビル・キースも愛用したトップテンション・バンジョーを思わせる形状に仕上げ、若い世代には斬新に、バンジョーを熟知したコア・ユーザーには懐かしく感じていただけるでしょう。
 ネック、リゾネーターにはブルーグラス・バンジョーをこれから本格的に始めるピッカーにとって、より使いやすいシャープなサウンドを作り出すメイプルをチョイスしました。

シンプルな中にもたくさんのこだわり、ブルーグラスの歴史、ブルーグラスとプレイヤーに対する愛情とリスペクトが詰まっています。